名前はマディソン・マクファーリンと読みます。ということで"don't worry be happy"で知られるボビー・マクファーリンのお嬢さんです。曲調はAOR風から打ち込みまで幅が広いんですが、すこしハスキーで特徴的な声（これは天性なんですよね）がしっかり中心にあるおかげで、取っ散らかった感は全然なくて、むしろ曲によって彼女の色んなヴォーカルが楽しめるアルバムになってると思います。
ピックアップしたのはイントロから入るギターとヴォーカルの絡みが気持ちいこの曲。休みの日の朝からこういうの聴くと、なんか良い日になる気がするんですよね。
Madison McFerrin - (Please Don't) Leave Me Now (Official Video)
UKの老舗NINJA TUNEからハウス系DJ/プロデューサーのアルバム。テイラー・スゥイフトやデュア・リパなんかのリミックスでも有名との事ですが、その辺はチェックしてないので割愛。ボーカルは全曲自分でやってます。前に取り上げたSG Lewisと同系統で、軽めの自身のボーカルを気持ちのいいビートに乗せるタイプです。アルバム通すと「これ」といったフックが無い反面、アレンジでそれなりにバリエーションがある味付けになっているのでさらっと聴けちゃいます。作業用BGM向けかも。
Jayda G - 'Circle Back Around' (Official Video)
カナダ出身のシンガー・ソングライター。CDのリリースは4年ぶり2枚目。全体的に気だるい、脱力感のあるボーカルで、中でも艶っぽいファルセットはエロさダダ洩れです。ロウ・ファイなトラックも特徴的で、90年代のいわゆるネオ・ソウルっぽさも多分に感じられます。今年のフジ・ロックにも来てたんだよね。観たかったなぁ。
取り上げる1曲は彼の特徴が詰まったこの曲。やっぱこの手の曲は夜聴くに限ります。
Daniel Caesar - Do You Like Me
