前作”Clash Talk"から約5年ぶりのリリース。前作リリース後はかなりゴルフにのめり込んでいたそうです。レーベルメイトだったケンドリック・ラマー同様、マチズモとは距離を置いた、派手さ控えめ、地に足のついた活動を続けています。一口にヒップホップといっても、トラヴィス・スコットから彼のような人まで、しっかり商業ベースで成り立っているのがUSシーンの懐の深さであり、90年代以降変わらない魅力なんですよね。
とりあげる1曲はアルバム中でも屈指のサンプリング感が味わえるこの曲。ピアノ、ストリングス、ミュートしたトランペット、ピッチを落としたヴォーカルとゆったりしたムーディーなトラックに切れのよいラップが乗ってます。
ScHoolboy Q - Blueslides